ちかまブログ

Twitterに書ききれない事を書きます。

FF10 初プレイ感想 ネタバレあり

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お久しぶりです。

積んでいたFF10をやっとクリアしたので感想の記事。

 

 

FFシリーズのナンバリングに関しては1から9までクリア済みです。

1・2はGBA版で他はオリジナル版。どれも好きだけど、6と9が中でも特に好きですね。現在は様々なプラットフォームで遊べるので是非触って欲しいです。

ファイナルファンタジーVI | SQUARE ENIX

ファイナルファンタジーIX 公式サイト | SQUARE ENIX

 

FF10について予め知っていた事は、

・シンがティーダの父親であるジェクト

・BGM「otherworld」「ザナルカンドにて」「いつか終わる夢」

・ラスボス戦で「otherworld」が流れる

 

の主に3つ。中学の時はクラスメートみんなFF10好きだったし、DFFとかあったからまあこのくらいの情報は勝手に流れていた。

 

 たまたま中古屋でvita版が売られており、FF好きだしいい加減10やるか~と思い購入、起動。まず驚いたのが、ラスボス専用曲だと思っていた「otherworld」がOPで流れた事。この時のブリッツボールのムービーや水の美しさと言ったらなんの。とか思っていたらゲームスタート。後で気付いたのですが、otherworldが実質ジェクトのテーマとして使用されていたのですね。この荒々しい曲調たまらん。。。

 

 シナリオの9割は「ユウナがシンを倒す為に各地を巡り最後の遺跡・ザナルカンドを目指す」という目標で進む。終盤まで進めると、このシナリオから大きく外れる事無くゲームが進行している事が判明。RPGでストーリーに意外性を持たせる為に新しい事実を提示したりする事は多いですが、目的が打倒シンである事には変わらない。それでも元々のシナリオが面白いのでサクサク進む。

 その旅の中では、

 「究極召喚するとユウナが犠牲になる⇒ザナルカンドの正体判明⇒ティーダを犠牲にしてシンを消滅させる」という、ティーダとユウナの運命を逆転させる現象が起きました。打倒シンという野望の中で、旅に深みを持たせています。旅が進むにつれザナルカンド遺跡が近づくも、ユウナが消えてしまうのではないか……ティーダとリュックが相談したり、なんとかするッス! って言いながら前に進む姿が微笑ましい。

 https://twitter.com/chikama222/status/1252736107717918720

 

 クリア直後にこのようなツイートをしたけど、ザナルカンド遺跡に到着して今までの旅の回想、ティーダの心情の吐露をするという構成には驚かせられました。やけにティーダの「この時は~思っていた」等の心中がストーリー中にあったけど、全部回想だったのか~~~とザナルカンド遺跡で気付いた時はカタルシスを感じました。名曲「ザナルカンドにて」の"にて"にも納得。

 そしてザナルカンド遺跡直前でティーダがザナルカンドの秘密を知り、「いつか終わる夢」にBGMが変わる。フィールド曲と戦闘曲が変わらない、オタクみんな好きなニクい演出。「いつか終わる夢」も知っていたけど、曲名の意味が深いですね。

 

 戦闘のシステムもシンプルなコマンド式で良いけど、中でもパーティの交代が戦闘中容易に行えるのがストーリーに深みを出していたと感じます。スフィア盤をやりこまない限り、ティーダがサポート白魔法中心、ユウナがヒーラーでルールーが魔法アタッカーで……などと、キャラの役割が確立されています。固定コマンドがあり、カスタマイズ性が他作品に比べるとやや低めであるFF4、9のように、キャラの個性が非常に出やすい。また、飛行攻撃や貫通という武器性能もあるので大体パーティをじゅんぐりさせながら戦闘を行う。みんな使える戦闘システムは、ユウナとガードたちの旅をより表現していました。

 

 ラストについて。

 ジェクトが出てきてotherworldが流れるんだろ~~知ってるぜ~~と思いながら挑んだら、冒頭のジェクトとの会話でオンオン泣きそうになる。

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 ティーダとジェクトがやっと再会。

 

 ずっとティーダは回想で親父なんて嫌いだ嫌いだって皆に言ってたけど、この会話はお互い心配する親子のそれ。FF10は泣けるってよく言われるけど、このラストバトル直前のシーンが僕は一番好きだし泣けます。そして昔から知っていた「otherworld」が流れ、サムネのティーダがさっさとやられろよ!とジェクトに挑む。ラスボスの名前が「ブラスカの究極召喚」なのもまた憎い演出。「otherworld」が泣ける曲になるとは想像もつかなかった。

 ジェクトを倒し、シンの根源を倒す為に召喚獣をやむなく倒す。ここで召喚獣のセリフが表示されるのも良いし、ユウナが召喚士として旅を完遂させる事を想起させます。

 

 最後のティーダとジェクトがハイタッチ(※スクショ忘れた)してああ……良かったねえ……となりEND。

 

 

 感想というより、自分の好きな所を垂れ流す記事になってしまったけど、FF10で遊べて良かったです。昔から名作と言われる理由も納得したし、2020年にもなって遊んでも時代を感じさせないゲームでした。

 中学の時に早くプレイしておけばと思う反面、今大人になってからティーダとジェクトの親子の会話を見れて良かったという所もあります。

 

 終わり