ちかまブログ

Twitterに書ききれない事を書きます。

【マスターデュエル】初心者でもプラチナに行けるサイバー流デッキ紹介

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【はじめに】

 先日、遊戯王マスターデュエルが配信されました。遊戯王そのものの面白さに加えて遊びやすさ、デジタルにおけるルール処理、快適なUI等によって時間がどんどん吸われていきます。

 自分自身はシンクロまで友達の家で遊戯王を遊んでいた程度の経験しかなく、競技シーンの環境は把握しきれていない状況でした。サイバー・ドラゴンも自分が遊んでいた頃から関連カードが非常に増えており、ネット上のデッキ画像を見ても大半のカードが分かりませんでした(公式アプリの遊戯王ニューロンがカードをカメラで読み取れるので、非常に便利です)。X召喚、ペンデュラム、リンク召喚も分かりませんでした。

 アニメの遊戯王GXが好きであり、HERO組みたいな~と思って調べた所URが非常に多かったので泣く泣く諦めました。そんな中、目を付けたのが当時から強力だった「サイバー・ドラゴン」デッキ(通称サイバー流)でした。無償石のみでなんとかデッキが組める程度のUR量です。汎用URが若干多く入っているけど。

 そんな10年以上のブランクがある自分でも飛び級ですがランクマッチにおいてプラチナになれました。ネットに上がっているデッキをコピーしたものの、何を目指せば良いのか・このカードはどうやって使えばいいのかと不明点が次から次へと出てきたので、勝ち方をなるべく理解しやすくする為に自分と同様GXが非常に好きな方や初心者・復帰勢向けの記事として公開します。

 

 

 

 

【簡易コンセプト】

・後攻選択。最大3回攻撃出来る「キメラテック・ランページ・ドラゴン」によって6300ライフを削れるので「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」の強化や他のモンスターの攻撃によって1キルを目指します。「ランページ」は「捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ」の効果によって簡単に召喚出来ます。

・先攻になったら「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」を立てて相手を妨害します。「インフィニティ」には「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」が必要となりますが、「ノヴァ」のX素材は機械族☆5が2体なので「サイバー・ドラゴン」や「銀河戦士」で揃いやすいです。

 

【デッキレシピ】

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メイン(上から) 40

サイバー・ドラゴン・ヘルツ 3

サイバー・ドラゴンネクステア 2

増殖するG 3

サイバー・ドラゴン・コア 3

灰流うらら 3

サイバー・ドラゴン 3

銀河戦士 3

壊星壊獣ジズキエル 1

ハーピィの羽箒 1

死者蘇生 1

機械複製術 3

オーバーロードフュージョン 2

エマージェンシー・サイバー 3

サイバー・リペア・プラント 2

ライトニング・ストーム 3

墓穴の指名者 2

サイバーロード・フュージョン 1

サイバネティック・オーバーフロー 1

 

EXデッキ 15

キメラテック・ランページ・ドラゴン 2

キメラテック・フォートレス・ドラゴン 1

サイバー・エンド・ドラゴン 1

キメラテック・メガフリート・ドラゴン 2

サイバー・ドラゴン・ノヴァ 2

サイバー・ドラゴン・インフィニティ 2

天霆號アーゼウス 1

転生炎獣アルミラージ 1

サイバー・ドラゴン・ズィーガー 2

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ 1

 

【キーカード】

サーチカードには、最初はどれがどのカードに対応するのか迷っていたので太字にしております。また、自分が間違えた所も太字になっています。汎用カードは省略。

 

サイバー・ドラゴン・ヘルツ

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 墓地へ送るとデッキか墓地から「サイバー・ドラゴン」をサーチ出来ます。「ネクステア」「銀河戦士」「ランページ」で墓地へ送りましょう。



サイバー・ドラゴンネクステア

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 手札からモンスターを捨てて特殊召喚可能。EXデッキから召喚する際の頭数に。召喚・特殊召喚した時には墓地から攻撃力2100の機械族を1体特殊召喚出来ますが、この効果が発動されたターンは機械族しか特殊召喚出来なくなる為、アナコンダ」「アルミラージ」が出せなくなる事には要注意。サイバー・ドラゴン」を捨てればそのまま召喚出来たり、EXの2100サイバーを再び召喚出来ます。「ヘルツ」を捨てて手札補充も良き。



サイバー・ドラゴン・コア

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 召喚時に「サイバー」「サイバネティック」魔法・罠をサーチ出来ます。初動の要。また、墓地にいる際に相手フィールドにしかモンスターがいない場合は除外してデッキから「サイバー・ドラゴン」を特殊召喚可能。1枚でも墓地にいると安心出来ますね。



サイバー・ドラゴン

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 相手フィールドにしかモンスターがいない場合、手札から特殊召喚が出来ます。後攻なら効果で特殊召喚しやすいので忘れずに。



銀河戦

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 手札の光属性を1枚捨てて特殊召喚。さらに特殊召喚成功時に1ターンに1回だけデッキ内の「銀河戦士」をサーチ出来ます。手札のリソースがあれば一気に機械族☆5を2体並べられるのでEXの「ノヴァ」「アナコンダ」の素材になります。手札に「ヘルツ」があれば手札を減らさずに特殊召喚出来るのがポイント。

 

壊星壊獣ジズキエル

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 効果は長いですが基本①しか使用しません。相手モンスター1体をリリースして相手の場に無理矢理特殊召喚します。「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」は相手の機械族も素材にして特殊召喚出来るので、数値が高かったり耐性がある厄介なモンスターを除去しながらこちらの融合素材に使えます。

 

機械複製術

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 攻撃力500以下の機械族を対象に、デッキから2枚まで同名モンスターを特殊召喚。「ヘルツ」「ネクステア」「コア」はいずれも「サイバー・ドラゴン」として扱い、攻撃力500以下なので通常の「サイバー・ドラゴン」を特殊召喚出来ます。ただし、「エフェクト・ヴェーラー」などで効果を無効化された時には、カード名は元々の名前しか持たなくなるので「サイバー・ドラゴン」を出せなくなります。

 

オーバーロードフュージョン

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 機械族・闇属性の融合モンスターを、自分フィールドと墓地から除外して融合召喚出来ます。墓地にあっても融合素材に出来るのは破格。「サイバー」「サイバネティック」名称が無いのでサーチは出来ませんが、「アナコンダ」の効果で使用出来ます。

 

エマージェンシー・サイバー

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 優秀なサーチカード。「コア」サーチ&召喚→「サイバー・リペア・プラント」サーチ&使用→「銀河戦士」or「ジズキエル」サーチ&召喚の流れがこれ1枚で行えるので3枚採用。サイバー・ドラゴン」モンスターのサーチカードと覚えておきましょう。

 

サイバー・リペア・プラント

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 墓地に「サイバー・ドラゴン」が存在する時にしか使えませんが、機械族・光属性モンスター1体を手札に加えます。メインに使う効果はこちら。「エマージェンシー・サイバー」とは違い機械族・光属性なのでサイバー関連ではない銀河戦士」「ジズキエル」もサーチ出来るカードと覚えておきましょう。

 

サイバーロード・フュージョン

 フィールド上・除外されている融合素材をデッキに戻して融合召喚出来る速攻魔法。デメリットとしてこのカードで召喚したモンスター以外は攻撃出来なくなりますが、全て攻撃してから使用すればあまり気になりません。

 

サイバネティック・オーバーフロー

 手札・フィールド・墓地からレベルの異なる「サイバー・ドラゴン」を除外してその数だけ相手フィールドのモンスターを破壊します。対応レベルは1,2,5の3種類。罠自体使う事は少ないデッキですが、「コア」でサーチも出来ます。

 

キメラテック・ランページ・ドラゴン

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 「アナコンダ」による「オーバーロードフュージョン」で召喚するフィニッシャーです。召喚時に素材にした数だけ魔法・罠を破壊出来、墓地リソースを増やしながら攻撃回数は3回に跳ね上がるので最大火力は2100×3の6300ダメージ。魔法・罠の効果は無効化出来ないので注意。攻撃回数を増やす効果はメインフェイズしか使用出来ない、クリックミスで1枚のみ捨ててしまった等最初はミスが多発しました。

 

キメラテック・フォートレス・ドラゴン

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 相手の機械族や「サイバー・ドラゴン」も素材に出来ます。「ジズキエル」で無理矢理除去して有効活用しましょう。人気デッキの閃刀姫も機械族が多いので刺さります。このカード自身は融合召喚の素材には出来ないので注意。

 

サイバー・エンド・ドラゴン

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 出す機会は少ないのですが、「ノヴァ」の効果や「サイバーエンド・フュージョン」で召喚可能。

 

キメラテック・メガフリート・ドラゴンf:id:chikamakun:20220305161323j:plain

 相手のEXゾーンのモンスターを素材に出来ます。リンクモンスターが出ていたらチャンスです。「フォートレス」同様、このカード自身は融合召喚の素材には出来ないので注意。

 

サイバー・ドラゴン・ノヴァ

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 機械族☆5×2を必要とするエクシーズ。「銀河戦士」があれば出しやすいです。サイバードラゴンを蘇生させながら、除去する事によって自分の攻撃力を4200まで上げる事が出来ます。「インフィニティ」になる事が大半ですが、打点の上昇は非常に魅力的なので使い分けられるようになるとデッキの動きの幅が広がります。

 

サイバー・ドラゴン・インフィニティ

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 「ノヴァ」を素材として召喚出来ます。1回だけ使える効果無効、表側攻撃表示のモンスターを自分のX素材として吸収と盤面への影響力が高いモンスターです。先攻の際にはなるべく立たせたいモンスター。表側攻撃表示のモンスターにしか効果を使えない点には注意。

 

天霆號アーゼウス

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 強い、けど1キルする事が多かったのであまり使いませんでした。どうしても倒しきれない時に立てておきたいですね。

 

転生炎獣アルミラージ

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 サーチの為に通常召喚した「コア」を「アルミラージ」の素材にする事で墓地を増やせる為、「サイバー・リペア・プラント」の発動条件を満たす事が出来ます。フィールドから「サイバー・ドラゴン」名称は消えますが「アナコンダ」の素材にすれば気になりません。

 

サイバー・ドラゴン・ズィーガー

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 2100以上の機械族の攻撃力を2100上げます。「ランページ」に使えば4200×3回攻撃が狙えます。自身の戦闘ダメージは0になりますが、壁を突破する為にズィーガー自身にパンプを乗せても◎

 

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ

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 デッキの要。「オーバーロードフュージョン」によって「ランページ」の召喚を狙う為に採用。効果を使用したターンには他に特殊召喚出来なくなるのでタイミングには要注意。

 

【デッキについて】

 とにかく1キル(=8000以上の打点を通す用意をする)を目標としながら回すのが良いと思います。プランの立て方は色々ありますが、基本は上記のコンセプトを狙っていきます。1キル出来るか出来ないかは回していくと判断が出来るようになっていきました。プランを羅列して覚えてもいいのですが、そもそも多かったり妨害されて止まる事もあるので数こなすのが一番向いていました。短期決戦になりやすいデッキなので、そういった意味でも魅力。

 デッキの個別対策は特に想定しないでランクマッチに潜っていました。1キルが狙えるデッキは相手の効果を把握しなくても一方的にゲームを畳む事が出来ます。

 また先攻制圧を狙うデッキが多い為、後攻を貰う機会も多々ある旨味があります。ストレスフリー。

【妥協カード・採用候補カード】

 URのポイントが足りないなら「アーゼウス」「サイバー・エンド・ドラゴン」「ズィーガー」1枚あたりから無くても大丈夫かも。「うらら」「増G」「指名者」が足りなかったらそれはそれで対戦潜っても問題ありません。欲しくなって作るかぐらいの気持ちで良いと思います。

 他には、URですが「禁じられた一滴」「夢幻泡影」あたりは欲しいなと感じました。

【注意点】

 上記の太字項目は何回もミスしてます。

 また、面倒ですが設定を変更して好きな場所にモンスターを置けるようにしておきましょう。リンク以外のEXデッキからの召喚もEXゾーンにいってしまい、リンク素材が確定してしまう事があります。

【おわりに】

  参考程度ですが、自分の配信動画を貼っておきます。

 

 見に来てくれた方がアドバイスをして頂き、有難い……。あとガバガバプレイングも所々あるのでミスポイントとして押さえて頂ければ。

 GXのデッキで遊びたい方や初心者の方の助けになれれば幸いです。長文となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。