ちかまブログ

Twitterに書ききれない事を書きます。

【デジカ】3/19 個人CSひかり杯レポ

 3/19にドラスタ京都店で行われたデジカの個人CSに参加しました。個人CSは今回の大会が初めてです。参加人数は40人、予選5回戦スイスドロー+決勝8人によるトーナメント形式。

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 使用したデッキはワーガルルモン主軸のデッキ。新弾で追加された「ワーガルルモンX抗体」、「ワーガルルモン:サジタリウスモード」を活かしてセキュリティを一気に割り切る事を目指しています。セキュリティのデジモンとのDP勝負はガルルモンX抗体、サジタリウスモードで最大3回ケア出来ます。テイマーは3固定の宙を採用する事によって、赤の「緻密な戦術」「攻撃プラグインA」を発動出来るようにしてワーガルルモンのコンセプトを強化をしています。

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 デッキレシピは以下の通り。

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1.黄ハイ(紫)〇

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 現環境でも依然として強力な黄ハイ。前回のテイマーバトルの記事の通り、黄ハイの強さは身をもって実感しており自分でも組んで勉強した程の性能ですね。

 少しずつ攻撃していくとセキュリティで捲れるテイマーは相手のアドバンテージに直結しやすいので、攻撃を行うターンをなるべく減らすプランを想定しました。特に3固定ヒカリ、タケル&ヒカリは一気にメモリーを稼がれてしまう要因になりますね。

 序盤はそこまでこちらが攻撃されない事を活かして、ワーガルルモンから一気に割り切るプランを目指す為にひたすらコンボパーツが揃うのを待ちました。ガブモンとガブモンX抗体でドロー・サーチをひたすら繰り返しバトルエリアには合計3体のガブモン達を並べて3回殴りショットに備える。お相手はジェットシルフィーモンからユノモンに進化され、進化時の効果でスサノオモンが見えてこれ回収されて逆にフルパンされたら嫌だな~とは思っていましたが別のデジモンを回収されて少し安心。そんな事を思っていたらユノモンからデクスモンに進化されて3体のデジモンが皆消滅。

 しかしこちらの準備が揃い、緻密・攻撃プラグインを使用しワーガルルモンで2枚×2+ワーガルルモンX抗体で一気に割り切り勝利。サジタリウスモードが無くても攻撃プラグインのお陰でごり押し出来ました。ワーガルルモンの時点で2回攻撃出来るので攻撃プラグインの採用が光りました。新弾の目玉の一つであるメタガルXと思われやすく、詰める速度を誤認しやすいのも強みかもしれません。

 

2.黄紫〇

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 お相手の紫プチメラモンが見えるも進化出来ず初手パスの苦しそうな手札。色的にオプションが多そうだな~と思って1回戦同様に緻密を絡めたショットで動きます。育成エリアでしっかり育てながらガブモン達を登場させドロー・サーチ&セキュリティを一気に削る。途中ルーチェモンやフォールダウンモードが出てきて回復・消滅されました。リカバリーも消滅効果も強いですね、性質上いきなり出しやすいのでしっかり覚えます。

 育成エリアで育て切ったワーガルルモンにオプションを付与して割り切り勝利。

 

3.メタガルX 〇

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 完全なミラーという訳ではないが、デッキの大半はミラーマッチ。

 お相手の方が進化に苦労しており、こちらは順調に進化が進んでしまう上振れ。お相手にブロッカーのメタガルXが先に立つのを嫌い、手札にメタガルXもあったのでセキュリティを割り切った上でメタガルXに進化しブロッカーを用意。お相手も対抗してメタガルXを目指しバウンスを狙うのですが、引けず……。こちらの盤面が残ったのでとどめを刺し勝利。

 クールボーイも一人しか出されなかったので、複数出されたりしたらどうなっていたか分かりませんね。メタガルXに進化されていたら一気に形勢逆転してしまうので、確実に詰め切るプラン・妨害されても勝ち筋を残せるプランをもう少し考えるべきでした。かなり危ないプレイングだったかもしれないと反省。

 

4.アーマーマグナ 〇

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 大輔のサーチでマグナXが見え3戦目のメタガルXと同様、ブロッカー性能を持つデジモンが複数ある対面なのでセキュリティに圧をかける速度を目指します。育成エリアでじっくり育てるのは勿論、ブイモン・アーマー体が多数登場する事を意識してガブモンで面を堅実にします。お相手の引きが良くなく「黄金騎士の覚醒」を使用してもマグナモンしか進化出来ない状況、数値は超えるのでワーガルルモンで突破しながらショットは出来ないものの緻密・攻撃プラグインを使用してセキュリティを割り切りました。セキュリティにはメガデスがあったので使っていて正解でした。手札からのメガデスで処理されながらも面を広げていたガブモンで勝利。

 ブロッカーがいる対面はそれを処理しながらビートする手段を考えなければなりませんね。

 

5.絆ガブ ×

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 レオモンX抗体とパンジャモンX抗体を活かして場持ちしやすいビートをしながら絆ガブの進化を目指す構築。実は絆ガブとの対面は初めてでした。

 レオモンを素出しされるも処理出来るのはサジタリウスモードかワーガルルモンX抗体かメタガル2種のみと実に順当進化の終盤に固まっているので泣く泣く放置。レオモンX抗体、パンジャモンX抗体に進化しながらセキュリティを割られ、絆ガブが3回アタックして敗北。ここまで速度が出るデッキだとは知らなかったので勉強になりました。速度でこちらが上回るか、セキュリティで除去されない事を祈りながらブロッカーのメタガルXでパンチ数を無理矢理減らすか、知らないデッキとはいえプランを決めて防戦一方にならないように動くべきでした。

 

 予選4-1で4位抜けでした。初めての個人CSで予選を抜けられたのは素直に嬉しいですね!

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決勝トーナメント1回戦 アーマーマグナ ×

 予選4回戦の方と再戦。順当進化の定めですが、こちらの進化がスムーズに行かないのでガブモンを複数出すも進化の中継札は引かず。フレイドラモン、ライドラモンのアーマー体に進化され、こちらのガブモンもガルルモンに進化しながら処理を目指しますがアーマー解除があるので場持ちが非常に良い。ついにマグナモンX抗体が登場されるも、自分のセキュリティからは2枚目の宙が。宙のレスト効果を使用してマグナモンX抗体をギリギリ突破。しかし遅れは取り戻せず大輔&賢のアクティブ効果も相まって止めを刺され敗北。場持ちが良いのにも関わらずアーマー体に少し付き合い過ぎたかもしれないので、アーマーデッキへの理解が足りないと思い知らされた対戦でした。

 

◎総括

 結果7位でした。

 40人規模のCSで入賞出来たのは始めたての自分にとってやはり嬉しいですね。運が良かった事もありましたが、特に自分で組んで実際に回してみた黄ハイの知識が予選1回戦で活きて動けたので努力が実った所もあるかなと思います。

 逆に、自分の勉強不足がしっかり敗北に繋がった試合もありました。プレイングの質も大事ですが、デジカはメモリーが常に影響するのでどのぐらいのメモリーでどのぐらい動けるのかといった知識があるだけで解像度がグンと上がると思います。初見のカードが多かった黄紫、絆ガブは次はどんな事されるんだろうとヒヤヒヤしながらデッキを回していました。カード自体は知っていたアーマー体も、プレイングの正解が見えないまま対戦していたのでそういう知識も必要になりますね。

 今期はチャレンジカップがあるものの残念ながら全落ちしてしまいました。しかしその分時間が出来たので、既存の色々なデッキを組んだり対面して勉強する時間に充てようと考えています。メモリーゲージのシステム上、テキストを読み込むより実際に対戦を通して学ぶとデッキの理解が早いな~と感じます。今は週1回、たまに2回テイマーバトルに参加している程度ですが、様々なデッキを見たいのでテイマー交流会への参加も検討しています。もしこのブログを読んでいる方で、イベント等で対戦する機会があればこんなデッキもあるぜ!と対戦して頂けると大変助かります。

 総括して、入賞の結果がモチベーションに繋がったと共に今後の課題が見えたCSだったと思います。運営・参加者の皆様、ありがとうございました。

【デジカ】3/10 スキップ テイマーバトル

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パラレルの大輔&賢が今度こそ届きました

 3/10に玉出駅近くのスキップでテイマーバトルに参加しました。参加者は8人、使用はぽんぐう杯と同じパイルドラモン。木曜の19時半という参加しやすい時間で助かります。

 

1.セキュコン×

 デジタマからマザーデ・リーパーが出てきてデ・リーパーか~と思ってたら1弾ホーリーエンジェモンがいきなり登場されてセキュリティ追加。これが噂のコントロールだな? 2色サーチブイモンや大輔でサーチするもスティングモンが落ちまくりレオモンX抗体も引かないのでジョグレス進化が中々狙えない。早い段階でメガデスが2枚来てしまい手札の回りが悪いので泣く泣くLV4レオモンからブリザーモンを進化するも有効なカードが来ない。コントロールには出来るだけワンショットを狙うのでLV3を少しずつ出しながらジョグレス進化の機会を待つ事にシフトしました。高コストのオプションを使われメモリーを大きく貰ったターンにパイルドラモンを通常進化+大輔&賢の2色アクティブを使用して無理矢理パンチ数を稼ぎに行くもセキュリティのオプションでパンチ数が足りず、そこから返しでライフを詰められリソースも無く敗北。

 パイルはこの系統のデッキに対して苦手だとは思うのですが、一回でもジョグレス進化してどのぐらい戦えるか試したかったですね~。また、パイルに進化させた直後にミミ効果を使い忘れていたので(結果的には1パン目では生存した)、そういうミスがある内はまだまだ初心者ですね、猛省。

 

2.グランディスクワガーモン〇

 こちらはLV4と大輔&賢を用意出来た一方、お相手はクールボーイで探しながらも育成エリアはテントモンのまま……。パイルにジョグレス進化してブイモンも登場して詰める準備を完成させ、お相手はLV4からオオクワモンに進化させたものの孵化で1/5のチビモンを引いていた為DP9,000になっておりパイルが取れない。返しで詰めれるパンチ数ではあるが、ぽんぐう杯にてセキュリティのグランディスが捲られ1パン目でパイルが消滅してしまった事を思い出したのでメガデスで冷静に処理。その後は安全に詰める事が出来て勝利。

 下振れに付け込んだ結果になりましたが、すぐに詰めずにゆっくり出来る所はメガデスで処理したのは経験を活かせて良かったと思います。

 

3.黄ハイ(紫タッチ)×

 テイマーを貼られまたまたコントロールの気配。今度こそワンショットを目指すと心掛けてLV3を出しながらテイマーを用意してジョグレス進化に備えます。しかし9弾新カードのタケル&光子郎2体と黄色ハイブリット進化でDP2,000のモドキベタモンがどんどん消滅していく、悲しい。それに比例して増えるメモリーも爆発的に増えるので非常に強い2色テイマーですね。

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 ジェットシルフィーモンや戦術的後退!でセキュリティを増やされるも、1戦目とは違ってスムーズにジョグレス進化も出来たのでワンショットを狙ったのですが、またもやセキュリティのオプション連打でどうしてもパンチ数が足りず。タケルのお陰でセキュリティの質を高めやすくなるのも強力な所ですね。その後はひたすら耐えられて初のLO敗北。ここまで耐えられるとLOするのか~。

 LOが見え始めたのと、セキュリティが少ないタイミングだったのですが少し焦ってワンショットに向かった感は否めないので、今まであまり考えてなかったワンショットが今後の課題ですね。

 

◎総括

 たまたまですが経験がほぼ無かったコントロール対面を2戦やれて、要求されるゲームメイクを体感しました。ワンショット自体難しいですが、どこのタイミングで何回攻撃出来るかを意識しなければならないので、コントロール対面を想定すると必要な技術ですね。また、色々なカードを購入したのでこのようなデッキも実際に組んでみて研究してみようと思います。

 

 話は変わりますが、モチベが更に高くなったので3/19の京都の個人CSのひかり杯に参加登録しました。お会いする方がいましたらよろしくお願いします。

【デジカ】3/7 第4回ぽんぐう杯レポ

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本当はパラレルの大輔&賢をサムネにしたかったけど間違って通常を注文した図

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証拠画像

 

 1月末に大阪に転勤し、FEサイファを遊んでいた頃にお世話になった千秋さんにデジモンカードを譲ってもらったのでデジカを始めました。そしてそのまま千秋さんとよねさんにお声掛け頂き、チーム戦のぽんぐう杯に参加しました。初のデジカCS参加でした。チーム名は「カミヤマ・ヒロキ ジョグレス進化 今、心をひとつに」

 使用したデッキは譲ってもらった青緑ジョグレスパイルです。パイル自体使い慣れているのもありますが、新弾が出た直後なのもあり順当進化デッキが多い環境読みでメガデスを採用して臨みました。

 

1.ウォーグレイモン(トウシロウさん)×

 グレイモンX抗体、メタルグレイモン・アルタラウスモードによってバウンス耐性が付くのでウォーグレやガイオウモンは避けたかったのですがマッチしました。ただ、お相手の進化がスムーズに行かず上記の耐性進化元が使えない状況でしたので下振れていたように見えました。一方こちらはパイルにジョグレス進化出来てファーストアタックを仕掛けたのですが、2回目のパイルパンチで3固定太一が登場してしまいました。メモリー1で返せるものの、既に育成エリアにはウォーグレイモンに進化しており次のウォーグレイモンX抗体に進化した場合には、メモリー1からでもメモリー1回復かつパイルを除去出来るので思い切って2回セキュリティチェックする事に決めました。

 その後1回メガデスするも、次に出てきたデジモンは4回バウンスを仕掛けないと太一のセキュリティチェック追加も相まって一気に詰められ敗北。デッキと初手でどれぐらいのパンチをどれぐらいの時間で行えるかの把握が甘いと実感しました。パイルのようなビートダウンのデッキの場合は猶更必要になってくるスキルです。

 

2.メタルグレイモン(ヒキロさん)×

 1回戦と同様耐性がついてしまうマッチ。LV4がスティングモンしか来ずテイマーも無かったので、メガデスを打ちたい時には泣く泣く育成エリアでスティングモンを進化させる状況に。その後もテンポの悪さをズルズル引きずって、赤の速度には追い付けず敗北。思い切って、小粒を並べて面処理しきれないぐらいの盤面で勝負を仕掛けても良かったかもしれません。

 構築制限のあるチーム戦だったので、赤に当たったらしょうがないと割り切っていたのですが2回連続踏んでしまいました。

 

3.マグナモン(ちょこさん)〇

 序盤、お相手の大輔のサーチでマグナモンが見えたのでマグナモンX抗体を警戒。自分のパイルデッキは攻撃回数が増えやすいもののDPは非常に低い為、マグナモンX抗体が登場してしまうと処理する手段はメガデスのみになってしまいます。幸いメガデスは引けていたので進化してきたマグナモンX抗体をバウンスに成功。しかし、テイマーもパイルも無い状況でしたがお相手の育成エリアは孵化していないので、レオモンや2色サーチのブイモン、スティングモンを一気に展開。ただし2枚目のメガデスは引いてなかった為、マグナモンX抗体が再び登場する前にパイルかメガデスを引かなければアタックを全てマグナモンX抗体に吸収されてしまいます。ブイモン2回サーチするも引かなかったので、消滅時ドローにかけてSRレオモンで攻撃連打するもまた引かず。セキュリティは割り切ったものの全てのデジモンは攻撃したので、メモリー0にしてブイモンをレオモンに進化すると進化時ドローでやっとパイルが引けました。そのままジョグレス進化して最後のパンチが出来て勝利。

 最後の最後まで引かなかったのですが、2色サーチブイモン等が無ければここまでデッキを掘れなかったので構築の長点が光りました。消滅してもメリットがあるレオモンによるビートダウンも良かったかなと思います。上手く順当進化にバウンスを刺して大量展開で付け込むゲームに出来ました。

 

4.グランディスクワガーモン(ふゆみんさん)×

 スムーズにパイルへジョグレス進化するものの、セキュリティでグランディスがめくれパイルは消滅。その隙にクールボーイも相まって一気にグランディスまで進化され、セキュリティ2点チェック×2回攻撃、そしてミミで孵化したデジモンでとどめを刺され敗北。アクティブ効果によるグランディスクワガーモンの押し付け力が非常に高い事を身をもって知れた対戦でした。元々自分のデッキのDPは低めですが、グランディスクワガーモン自身のDPが跳ね上がるので殆どのデジモンのDPを超えて攻撃出来る所も魅力的ですね。

 

5.ガイオウモン(セルティさん)〇

 またまた赤デッキ。ただラッキーな事にバウンス耐性が付けられず、アグモンアグモンX抗体でサーチしていたのでチャンス。1回目のパイルでアグモンX抗体を処理しながらセキュリティを詰め、返しで消滅するもこちらもメガデスで応戦。2回目のジョグレス進化したパイルでセキュリティを踏まずに詰めて勝利。苦手対面でしたがラッキーが続きました。

 

◎総括

 個人は2勝3敗、チームは3勝2敗でしたがオポがギリギリ足らず予選落ちでした。初参加のCSで勝てた事自体は嬉しいのですが、それでもチーム戦となると悔しくなってしまいますね。一応、新弾カードと前環境から強いデッキは予習し、毎日デッキの一人回しの練習はするようにしていました(一人回しはどちらかと言うとルールミスの予防の意味合いが大きいです)。

 デジカはメモリーの概念によって、同じ対面との試合を繰り返しても全く違う動き方になる事が多いです。その事から試合の経験値を非常に多く積まなければデッキやカードを見る以上に学ぶ事が多くあると感じました。また、自分のターンにやれる事が多いのでプレイの引き出しの種類も要求されます。ここがデジカの難しさであり、面白さだと思います。

 1戦目のレポにも書きましたが、デッキのプランの把握も非常に重要だと感じた大会でした。ただ単に殴って勝つ・耐えて勝つだけではなく、初手や対面によって出来る詰め方・耐え方を把握しなければセキュリティの裏目などを引いた際にケア出来ませんね。ここを乗り越えて上級者に近付けるような気がします。

 自分が対人ゲームの練習をする際に心掛けている事は、「なるべくスコアの高い択を選べるようにする」事です。70点と80点の2択の動きがある時には80点を選択、次に60点と85点と90点の3択の場合には90点を選択といったように、常にプレイングの平均値を高める事を重要視しています。逆に言えば、スコアの低い択はなるべく避ける事も大事です。しかし、自分はまだデジカのプールを完全に把握していないし、そもそもこの動きが何点かも把握しきれていません。今後は、自分のプレイングに対し常に考察して、何か他に出来た事は無かったかなど勉強したいですね。

 

 直近では3月末からチャレンジカップが開催されるので、それに向けて腕を磨こうと思います。

 

 ぽんぐう杯の感想に戻るのですが、初のCS参加と言ったら皆さん丁寧にカードの効果処理等を行ってくれて非常に有難かったです。リラックスして試合に臨む事が出来ました。また、Twitterのフォローもありがとうございます。

 最後に、誘って頂いた千秋さんよねさんありがとうございました。今回の悔しさを糧として頑張ります。そして、主催のぽんぐうさん、運営のeクリボーさんHalさん誠にありがとうございました。初参加でも非常に楽しめたデジカイベントでした。次回もあったら是非参加したいです。

 

【マスターデュエル】初心者でもプラチナに行けるサイバー流デッキ紹介

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【はじめに】

 先日、遊戯王マスターデュエルが配信されました。遊戯王そのものの面白さに加えて遊びやすさ、デジタルにおけるルール処理、快適なUI等によって時間がどんどん吸われていきます。

 自分自身はシンクロまで友達の家で遊戯王を遊んでいた程度の経験しかなく、競技シーンの環境は把握しきれていない状況でした。サイバー・ドラゴンも自分が遊んでいた頃から関連カードが非常に増えており、ネット上のデッキ画像を見ても大半のカードが分かりませんでした(公式アプリの遊戯王ニューロンがカードをカメラで読み取れるので、非常に便利です)。X召喚、ペンデュラム、リンク召喚も分かりませんでした。

 アニメの遊戯王GXが好きであり、HERO組みたいな~と思って調べた所URが非常に多かったので泣く泣く諦めました。そんな中、目を付けたのが当時から強力だった「サイバー・ドラゴン」デッキ(通称サイバー流)でした。無償石のみでなんとかデッキが組める程度のUR量です。汎用URが若干多く入っているけど。

 そんな10年以上のブランクがある自分でも飛び級ですがランクマッチにおいてプラチナになれました。ネットに上がっているデッキをコピーしたものの、何を目指せば良いのか・このカードはどうやって使えばいいのかと不明点が次から次へと出てきたので、勝ち方をなるべく理解しやすくする為に自分と同様GXが非常に好きな方や初心者・復帰勢向けの記事として公開します。

 

 

 

 

【簡易コンセプト】

・後攻選択。最大3回攻撃出来る「キメラテック・ランページ・ドラゴン」によって6300ライフを削れるので「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」の強化や他のモンスターの攻撃によって1キルを目指します。「ランページ」は「捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ」の効果によって簡単に召喚出来ます。

・先攻になったら「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」を立てて相手を妨害します。「インフィニティ」には「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」が必要となりますが、「ノヴァ」のX素材は機械族☆5が2体なので「サイバー・ドラゴン」や「銀河戦士」で揃いやすいです。

 

【デッキレシピ】

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メイン(上から) 40

サイバー・ドラゴン・ヘルツ 3

サイバー・ドラゴンネクステア 2

増殖するG 3

サイバー・ドラゴン・コア 3

灰流うらら 3

サイバー・ドラゴン 3

銀河戦士 3

壊星壊獣ジズキエル 1

ハーピィの羽箒 1

死者蘇生 1

機械複製術 3

オーバーロードフュージョン 2

エマージェンシー・サイバー 3

サイバー・リペア・プラント 2

ライトニング・ストーム 3

墓穴の指名者 2

サイバーロード・フュージョン 1

サイバネティック・オーバーフロー 1

 

EXデッキ 15

キメラテック・ランページ・ドラゴン 2

キメラテック・フォートレス・ドラゴン 1

サイバー・エンド・ドラゴン 1

キメラテック・メガフリート・ドラゴン 2

サイバー・ドラゴン・ノヴァ 2

サイバー・ドラゴン・インフィニティ 2

天霆號アーゼウス 1

転生炎獣アルミラージ 1

サイバー・ドラゴン・ズィーガー 2

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ 1

 

【キーカード】

サーチカードには、最初はどれがどのカードに対応するのか迷っていたので太字にしております。また、自分が間違えた所も太字になっています。汎用カードは省略。

 

サイバー・ドラゴン・ヘルツ

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 墓地へ送るとデッキか墓地から「サイバー・ドラゴン」をサーチ出来ます。「ネクステア」「銀河戦士」「ランページ」で墓地へ送りましょう。



サイバー・ドラゴンネクステア

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 手札からモンスターを捨てて特殊召喚可能。EXデッキから召喚する際の頭数に。召喚・特殊召喚した時には墓地から攻撃力2100の機械族を1体特殊召喚出来ますが、この効果が発動されたターンは機械族しか特殊召喚出来なくなる為、アナコンダ」「アルミラージ」が出せなくなる事には要注意。サイバー・ドラゴン」を捨てればそのまま召喚出来たり、EXの2100サイバーを再び召喚出来ます。「ヘルツ」を捨てて手札補充も良き。



サイバー・ドラゴン・コア

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 召喚時に「サイバー」「サイバネティック」魔法・罠をサーチ出来ます。初動の要。また、墓地にいる際に相手フィールドにしかモンスターがいない場合は除外してデッキから「サイバー・ドラゴン」を特殊召喚可能。1枚でも墓地にいると安心出来ますね。



サイバー・ドラゴン

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 相手フィールドにしかモンスターがいない場合、手札から特殊召喚が出来ます。後攻なら効果で特殊召喚しやすいので忘れずに。



銀河戦

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 手札の光属性を1枚捨てて特殊召喚。さらに特殊召喚成功時に1ターンに1回だけデッキ内の「銀河戦士」をサーチ出来ます。手札のリソースがあれば一気に機械族☆5を2体並べられるのでEXの「ノヴァ」「アナコンダ」の素材になります。手札に「ヘルツ」があれば手札を減らさずに特殊召喚出来るのがポイント。

 

壊星壊獣ジズキエル

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 効果は長いですが基本①しか使用しません。相手モンスター1体をリリースして相手の場に無理矢理特殊召喚します。「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」は相手の機械族も素材にして特殊召喚出来るので、数値が高かったり耐性がある厄介なモンスターを除去しながらこちらの融合素材に使えます。

 

機械複製術

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 攻撃力500以下の機械族を対象に、デッキから2枚まで同名モンスターを特殊召喚。「ヘルツ」「ネクステア」「コア」はいずれも「サイバー・ドラゴン」として扱い、攻撃力500以下なので通常の「サイバー・ドラゴン」を特殊召喚出来ます。ただし、「エフェクト・ヴェーラー」などで効果を無効化された時には、カード名は元々の名前しか持たなくなるので「サイバー・ドラゴン」を出せなくなります。

 

オーバーロードフュージョン

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 機械族・闇属性の融合モンスターを、自分フィールドと墓地から除外して融合召喚出来ます。墓地にあっても融合素材に出来るのは破格。「サイバー」「サイバネティック」名称が無いのでサーチは出来ませんが、「アナコンダ」の効果で使用出来ます。

 

エマージェンシー・サイバー

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 優秀なサーチカード。「コア」サーチ&召喚→「サイバー・リペア・プラント」サーチ&使用→「銀河戦士」or「ジズキエル」サーチ&召喚の流れがこれ1枚で行えるので3枚採用。サイバー・ドラゴン」モンスターのサーチカードと覚えておきましょう。

 

サイバー・リペア・プラント

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 墓地に「サイバー・ドラゴン」が存在する時にしか使えませんが、機械族・光属性モンスター1体を手札に加えます。メインに使う効果はこちら。「エマージェンシー・サイバー」とは違い機械族・光属性なのでサイバー関連ではない銀河戦士」「ジズキエル」もサーチ出来るカードと覚えておきましょう。

 

サイバーロード・フュージョン

 フィールド上・除外されている融合素材をデッキに戻して融合召喚出来る速攻魔法。デメリットとしてこのカードで召喚したモンスター以外は攻撃出来なくなりますが、全て攻撃してから使用すればあまり気になりません。

 

サイバネティック・オーバーフロー

 手札・フィールド・墓地からレベルの異なる「サイバー・ドラゴン」を除外してその数だけ相手フィールドのモンスターを破壊します。対応レベルは1,2,5の3種類。罠自体使う事は少ないデッキですが、「コア」でサーチも出来ます。

 

キメラテック・ランページ・ドラゴン

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 「アナコンダ」による「オーバーロードフュージョン」で召喚するフィニッシャーです。召喚時に素材にした数だけ魔法・罠を破壊出来、墓地リソースを増やしながら攻撃回数は3回に跳ね上がるので最大火力は2100×3の6300ダメージ。魔法・罠の効果は無効化出来ないので注意。攻撃回数を増やす効果はメインフェイズしか使用出来ない、クリックミスで1枚のみ捨ててしまった等最初はミスが多発しました。

 

キメラテック・フォートレス・ドラゴン

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 相手の機械族や「サイバー・ドラゴン」も素材に出来ます。「ジズキエル」で無理矢理除去して有効活用しましょう。人気デッキの閃刀姫も機械族が多いので刺さります。このカード自身は融合召喚の素材には出来ないので注意。

 

サイバー・エンド・ドラゴン

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 出す機会は少ないのですが、「ノヴァ」の効果や「サイバーエンド・フュージョン」で召喚可能。

 

キメラテック・メガフリート・ドラゴンf:id:chikamakun:20220305161323j:plain

 相手のEXゾーンのモンスターを素材に出来ます。リンクモンスターが出ていたらチャンスです。「フォートレス」同様、このカード自身は融合召喚の素材には出来ないので注意。

 

サイバー・ドラゴン・ノヴァ

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 機械族☆5×2を必要とするエクシーズ。「銀河戦士」があれば出しやすいです。サイバードラゴンを蘇生させながら、除去する事によって自分の攻撃力を4200まで上げる事が出来ます。「インフィニティ」になる事が大半ですが、打点の上昇は非常に魅力的なので使い分けられるようになるとデッキの動きの幅が広がります。

 

サイバー・ドラゴン・インフィニティ

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 「ノヴァ」を素材として召喚出来ます。1回だけ使える効果無効、表側攻撃表示のモンスターを自分のX素材として吸収と盤面への影響力が高いモンスターです。先攻の際にはなるべく立たせたいモンスター。表側攻撃表示のモンスターにしか効果を使えない点には注意。

 

天霆號アーゼウス

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 強い、けど1キルする事が多かったのであまり使いませんでした。どうしても倒しきれない時に立てておきたいですね。

 

転生炎獣アルミラージ

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 サーチの為に通常召喚した「コア」を「アルミラージ」の素材にする事で墓地を増やせる為、「サイバー・リペア・プラント」の発動条件を満たす事が出来ます。フィールドから「サイバー・ドラゴン」名称は消えますが「アナコンダ」の素材にすれば気になりません。

 

サイバー・ドラゴン・ズィーガー

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 2100以上の機械族の攻撃力を2100上げます。「ランページ」に使えば4200×3回攻撃が狙えます。自身の戦闘ダメージは0になりますが、壁を突破する為にズィーガー自身にパンプを乗せても◎

 

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ

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 デッキの要。「オーバーロードフュージョン」によって「ランページ」の召喚を狙う為に採用。効果を使用したターンには他に特殊召喚出来なくなるのでタイミングには要注意。

 

【デッキについて】

 とにかく1キル(=8000以上の打点を通す用意をする)を目標としながら回すのが良いと思います。プランの立て方は色々ありますが、基本は上記のコンセプトを狙っていきます。1キル出来るか出来ないかは回していくと判断が出来るようになっていきました。プランを羅列して覚えてもいいのですが、そもそも多かったり妨害されて止まる事もあるので数こなすのが一番向いていました。短期決戦になりやすいデッキなので、そういった意味でも魅力。

 デッキの個別対策は特に想定しないでランクマッチに潜っていました。1キルが狙えるデッキは相手の効果を把握しなくても一方的にゲームを畳む事が出来ます。

 また先攻制圧を狙うデッキが多い為、後攻を貰う機会も多々ある旨味があります。ストレスフリー。

【妥協カード・採用候補カード】

 URのポイントが足りないなら「アーゼウス」「サイバー・エンド・ドラゴン」「ズィーガー」1枚あたりから無くても大丈夫かも。「うらら」「増G」「指名者」が足りなかったらそれはそれで対戦潜っても問題ありません。欲しくなって作るかぐらいの気持ちで良いと思います。

 他には、URですが「禁じられた一滴」「夢幻泡影」あたりは欲しいなと感じました。

【注意点】

 上記の太字項目は何回もミスしてます。

 また、面倒ですが設定を変更して好きな場所にモンスターを置けるようにしておきましょう。リンク以外のEXデッキからの召喚もEXゾーンにいってしまい、リンク素材が確定してしまう事があります。

【おわりに】

  参考程度ですが、自分の配信動画を貼っておきます。

 

 見に来てくれた方がアドバイスをして頂き、有難い……。あとガバガバプレイングも所々あるのでミスポイントとして押さえて頂ければ。

 GXのデッキで遊びたい方や初心者の方の助けになれれば幸いです。長文となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

初めて格闘ゲームを遊んだ(KOF2002UM)

 対人ゲーム自体は好きなのですが、今でも続けているのはスマブラとEXVSシリーズぐらい。そんな自分が初めて格ゲーで遊んでみた事に触れる記事です。

 

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 きっかけは、KOFの男性キャラクターが登場するスマホゲーム「KOF for GIRLS」にハマり夢女と化したフォロワーさん達。そして元々PS2版での発売、再度XboxとSteamで配信されていた「KOF 2002 UNLIMITED MATCH」が2021年2月にPS4版で配信開始されました。ちなみに自分のKOFの知識は京と庵と、スマブラにも参戦したテリーぐらい。格ゲーに関しては、ハイスコアガールとゲーミングお嬢様から得られる知識しかない。安価でキャラ数も歴代シリーズ最多と2002UMを勧められ、まともに格ゲーをやった事が無いまま購入しフレ戦をするも幾多の夢女チームにボコボコにされた。

 

 格ゲー初心者あるあるであろうコマンドに慣れないのも勿論、個人的には通常技含めての技の多さに圧倒されましたね。全ての技を使わないといけないなんて事は無いでしょうが、状況ごとに必要な引き出しが多すぎて頭の処理が追い付かなかった。また、KOFの売りのひとつであるコンボの爽快感は、始めた時にはまずコンボが全く出来なかったので何も得られませんでした。wikiや動画を見ながらコンボルートを試そうとすると、思っていたより何倍も入力タイミングがシビアで、こんなに出来ないものかと高い壁を感じていました。そもそも、基本の技のコマンドを安定して入力する所からスタート。ちょっと前に格ゲーの敷居の高さに対するお気持ち表明ブログが流れていたけど、気持ちは分かりました。

 

 でも、練習する事自体は嫌いではないので、諦めまいとアケコン抱えて練習してみました。初めてwikiのコンボが繋がり連続hit数が増えていき、削れるCPUの体力ゲージを見た時は達成感に満たされ、楽しいかも? と思った瞬間でした。キャラクターを動かせて、ようやく土台に立てたか立てないかのラインに来た感覚。

 

 週1~2回で2002umを遊ぶのですが、基本コンボが出来るだけですぐ勝てるようにはなる訳は無く。試合をこなす度に次々と課題が見え始めました。しかしここで、基礎を積み上げた結果、次の課題が見えるようになった事に気付き確かに力は付いている手応えを感じました。これは初心者だからかもしれませんが、そんな自分がモチベーションを維持するには十分な要素です。

 

 皆と遊ぶ前にコソ連で出来る事を増やしたりキャラ対を想定して動いてみたり等、自分なりの試行錯誤をして、実際の対戦で活かせた時の喜びは至高です。難しいけど、格ゲーって面白い! と実感出来ました。浅チャプなのは変わりありませんが、KOF自体に興味を持って色々調べたりと自分の中では大きな刺激となっています。

 

 金髪お嬢様嫌いな人はおらんでしょという事で雛子をチョイスして始まった自分の2002UMですが、ガン攻めキャラが好きなので今は雛子、シャンフェイ、香澄で練習中。

 

 2002UMはドットベースのグラフィックも非常にクオリティが高く、そういったシステム・ビジュアル面もモチベに繋がりますね。モーションで特にお気に入りなのはウィップ。

 

 人生で初めて格ゲーを遊んでみたけど、色んなものに触ってみるのは大事だったという格ゲーお気持ち表明ブログでした。

 あと、初心者の自分と対戦してくれる友達がいて恵まれてるなあとひしひしと感じます。

 

SF恋愛ADV『ISLAND』紹介(ネタバレ無し)

 Switch版『ISLAND』をクリアしたので紹介記事を書きました。

 オリジナルはPCゲームメーカーのFrontWingから発売された作品であり、コンシューマー版としてvita・PS4、そして今春にSwitch版がプロトタイプから発売。

 プレイ時間は20~30時間。

 

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never-island.com

www.prot.co.jp

 

 主人公の男が見知らぬ島の海辺で目を覚ました所から物語はスタート。

 自分の名前や出生については全く思い出せないが、未来からこの島にやってきた事、記憶の残滓にあった「りんね」という少女の名前、また「『切那』を殺す使命」が頭から離れなかった。

 そこで夏には似合わない長袖の少女と出会い、「三千界切那」という名前を与えられた。そしてその少女の名前は「御原凜音(おはらりんね)」と言う。

 

 本土の人間を毛嫌いする島の権力者、島に古くから伝わる伝承、日光に曝されると死まで進行してしまう「煤紋病(ばいもんびょう)」など、独自の文化や病がある離島が舞台。島の人物には切那のタイムトラベルを信じる者や、相対性理論などに詳しい者がおり、SFならではの議論がしばしば行われます。SFと一口に言っても色々なジャンルが存在しますが、世界観や広大なスケールが共通する魅力として挙げられますね。ノベルゲームでも十二分にSF要素を楽しめます。

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f:id:chikamakun:20210717171759j:plain 物語の途中では、御原家の書庫にて見つかった「切那は死ななければならない」というメモ書き、「世界には秘密がある」という言伝、「ISLAND」と薄れた文字で書かれたCDなど、非常に意味深な要素がふんだんに登場します。そもそも主人公は何者なのか、タイムトラベルは出来るのか、などの魅力的な謎が多いのは本作の一押しポイントです。SFでありながらミステリ的な見方も出来ます。

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 メインヒロインの凜音ルートは勿論、それ以外のルートも恋物語として楽しい。情緒を動かされる展開が多いです。

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 不思議だなと思った所や、違和感を覚えた所は是非メモやスクリーンショットで残しながら進めてもらえるとより楽しめると思います。物語後半の謎の解決が鮮やかだったり伏線回収が素晴らしいです。2週目をすぐに開始したくなる程、伏線やヒントが散りばめられています。総じて、テキストのクオリティが非常に高い印象を受けました。

 

 最後に、攻略自体は”真エンド”以外は非常に簡単なので是非攻略サイトは真エンド以外では封印してプレイしてもらいたいです。ネタバレ要素が多いので、なるべく情報を遮断してのプレイ推奨です。

 

  夏にぴったりな、離島での不思議な物語。オススメです。

好きな匿名ラジオの回10選

 匿名ラジオの話をする(匿名ラジオの話をするとは言っていない)スペースを7月16日(金)にTwitterにて行うので、個人的な好きな回をチョイスして記事にしてみました。

 ラジオという名前ですが、実際はオモコロライターのARuFa氏・ダ・ヴィンチ・恐山氏の二人による10~20分の企画を音声上(たまに動画)で行うというコーナーです。毎週木曜日0時に更新されるので皆さんも聴いてみてくださいね。どこから聴いても問題無いので、この記事の回から聴いてもOKです。音声ダウンロードも出来る為、僕は車での移動時間に聴くのが大半です。

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【039】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「もし自分が主人公になったら、きちんと物語を回せるのか?」 | オモコロ

 血の繋がっていない妹と突然住む事になる主人公を考えるキモオタラジオ。エンディングまで泣くんじゃない

 

【118】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「モテるために自分の『ヤバい部分』を他人から指摘してもらおう!」 | オモコロ

 モテないARuFa氏の欠点を指摘する回。人生にオモロが囚われている

 

【140】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「自分たちで『お祭り』を考えてみた~~~~い!!」 | オモコロ

  インターネット老人会回。orzって今見ないですね……

 

【147】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「春は挑戦の季節!今までやったことのない『初めて』にチャレンジしよう!」 | オモコロ

 メイド喫茶に初挑戦した際の感想戦。など

 

【154】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「性格が悪いと思われたくないから、ネットにある『泣ける話』で感動しよう2019!」 | オモコロ

  タイトル通り、性格の悪い回。

 

【192】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「一番面白い寝言を言えるのは誰だ!?『ウソ寝言グランプリ』!」 | オモコロ

 そういう企画じゃないから(怒)

 

【202】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「自分達への『偏見』をリスナーから募集して答え合わせをしてみよう!」 | オモコロ

 それもう偏見じゃなくない? みたいな偏見が多い

 

【218】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「前回はごめんなさい!先週分『第217回』の反省会をしよう!」 | オモコロ

 匿名ラジオは新着順で聴いていたので、はえ~前回凄かったんすね~って思いながら最初は聴いていた。北野武のものまね好き。217回の転載版はyoutubeにあるけど、218回を聴いてからの視聴がオススメです。

 

【233】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「優しさと厳しさの『言葉の交互浴』で、落ち込んでる友達を元気にしよう!」 | オモコロ

  恐山氏は演劇部所属だった事もあり会話の緩急の付け方が非常に自然体で聴き入ってしまった。

 

 

【236】ARuFa・恐山の匿名ラジオ「スーパーで集めた『お客様の声』をぶつけ合わせてバトルしよう!」 | オモコロ

 思ったより笑えるお客様の声が多くて全国の店長頑張って欲しい

 

 

 

 え~もう終わっちゃうの~